「本気」と「やる気」や「必死」の違い。
本気でやってますか?
「本気」のとき、人は間違いなく集中しています。
「やる気」や「モチベーション」という言葉を使うとき、それは一見「集中」に見えますが、苦痛を伴っていたり、長く続けることが難しいのです。
本気とやる気はどう違うのか?
やる気や、必死には、
常に条件や理由が存在する。
「〜だから頑張る。」「〜になるからやる気を出す。」「〜のために必死でやる。」
こういった動機を【外発的動機】という。
こういった外発的動機によって作られるエネルギーは、理由や条件に頼っているため、ブレてしまう。苦痛を伴う。
一方、「本気」とは、
理由や条件なしに恒常的に安定したエネルギーのことである。
こちらは【内発的動機】という、理由や条件なしに「やりたいから、やっている」状態。
「内発的動機」で生きているとき、人は集中していると言えます。
アスリートが目指すべき「ゾーン」や「フロー」といった状態がこれにあたります。
人は、本気のときにより高い集中力を発揮し、実力を最大限に出すことができるのです。