アスリートの栄養学

すべての向上心ある人のために

「野菜をたっぷり食べなさい」野菜の栄養のあれこれ。

f:id:keitaf31:20170927230628j:plain

 

とにかく野菜は健康にいい。

たくさん食べなさい。

 

とよく言われる野菜。

アスリートでも、ビーガンやベジタリアンがいるように様々な栄養が摂取できます。

 

※関連記事

www.athlete-health.top

 

野菜の色は濃いほうがよい?

 

「色の濃い野菜は栄養価も高い」とよく言われる。

 

 たしかに、野菜の色が濃いということは色素成分を多く含むため、さまざまな健康効果が期待できる。

色が濃い野菜ほど栄養価が高いといえるのである。

 

緑色の野菜は、太陽光を浴びると、ビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化物質を多く作り出そうとする。

紫外線を浴びると葉の表面で活性酸素を発生するので、野菜はその害から身を守ろうとするのだ。

 

だから、緑色が濃ければ濃い野菜ほど、ビタミンCやポリフェノール、カロテンなどの栄養素を多く含むことになる。

 

これは色の薄い野菜でも同じことで、白菜などを選ぶ時も外葉の色の濃いものを選ぶとよい。

 

葉菜、根菜、果菜の栄養的な違い

f:id:keitaf31:20171002204723j:plain

 

野菜といっても、ホウレンソウやキャベツといった葉を食べる葉物野菜、トマトやピーマンなどの果実を食べる野菜、ゴボウやイモ類などの根部分を食べる野菜がある。

 

それぞれ、どのような栄養価の違いがあるのだろうか?

 

イメージはつくかもしれないが、大まかにいうと、

葉物野菜と果実を食べる野菜はビタミンやミネラルを多く含み、いっぽうで根菜には糖類が多く、ブロッコリーや菜の花など花を食べる野菜にはビタミンCが多く含まれている

 

これはあくまで大まかな法則であり、ニンジンにカロテンが多く含まれるというように、例外もたくさん存在する。

 

だから、野菜はどの部分を食べているかよりも、その色で分類したほうが栄養成分はわかりやすいかもしれない。

 

野菜は含まれる色素によって、栄養成分に大きな違いが生じるのです。

 

「野菜はたくさん食べなさい」

「いろんな種類を食べなさい」

 

といわれるのも、色違いの野菜をバランスよく食べると、多様な栄養素をまんべんなく摂取できるからだ。