たった1分で回復できる!「1分間仮眠法」とは?
どうしても眠たい時、気づくと目が閉じてしまっていたことはないでしょうか?
時間にすれば、数秒や、数十秒。
仕事中に立ったままや、電車の中など経験のある方もおられるかと思います。
実は、こういった短時間の睡眠でも脳を回復させてあげる効果があるのです。
「1分間仮眠法」とは?
1分間仮眠とは、文字通り1分間ほどの本当に短い睡眠です。
睡眠にもふだん夜眠るようなものから、20分ほどの昼寝、こういった超短時間睡眠まで様々なのです。
*注目されつつある【仮眠】の力 pic.twitter.com/W5CwuKfIXx
— アスリートの栄養学 (@athlete_health) 2014年12月31日
眼から入ってくる視覚的な情報は、脳にとって大きな負担となっています。
そのため、たった1分間目をつぶるだけでも、脳をクールダウンし、睡眠物質を取り除く効果があります。
「1分間仮眠法」の効果的なやり方
自分でコントロールするためのおすすめの方法が次の通りです。
1.椅子に深く腰掛け、全身の力を抜く。
2.目を軽く閉じ、1分間情報を遮断する。
■1分仮眠をするときのポイント
仮眠のポイントは、以下の3つです。
1.「脳を休めている」という意識をもつ。
ただ単純に1分間目を閉じるだけでなく、「今、自分は休んでいるんだ」という意識をしながら仮眠をとることが大切です。
2.1日の中でこまめに行う。
睡眠不足の日はとくに、こまめに行ってみましょう。睡眠が不足すると、感情や記憶を司る「偏桃体」の機能が低下して、感情がコントロールできなくなります。イライラしたらこまめに目を閉じることが効果的です。
3.眠くなる前に行う。
眠くなる前に行いましょう。眠くなってからでは、ぐっすりと眠ってしまう危険性があります。眠気を先取りする気持ちで積極的に回復する姿勢をとりましょう。
20分の仮眠の効果
1分間の仮眠だけでなく、日中の短い睡眠は、脳の疲労回復に効果的です。
昼の10分の睡眠は、夜の1時間の睡眠に相当するとも言われます。
しかし、30分以上の睡眠は、起きた後も眠気が続き、その後の仕事などのパフォーマンスが一気に下がってしまします。
そのため、「20分間」の仮眠が理想的なのです。
昼寝は、深く眠るより、目覚め後のパフォーマンスアップが大事です。
・横にならないこと。
・寝る前にカフェインを取っておく。
など、対策をして効果的な仮眠をとりましょう。
▼脳と体も冴えわたる1分間仮眠法