■ネイマールは、脳をほとんど使わない。
ネイマール選手がドリブルなどボールをコントロールする際、脳の活動範囲がアマチュア選手の1割以下であることがわかった。
ネイマールは、脳をほとんど使わない。
MRIの中で、指示に従って足首を回すなどの動作をしたときの大脳の運動野を調べたところ、同じ動きをした際のネイマール選手の大脳の運動野は、アマチュア選手の7%、スペイン2部リーグのプロ選手の11〜44%だったそうだ。
アマチュア選手の10分の1以下、2部のプロ選手の半分以下の脳を使うだけで、同じような動きができるということです。
世界最高峰の選手となると、ほぼ感覚的にドリブルをしている。ポイントは「脳をほとんど使わない」という点。
多くの情報を同時に処理している。
ドリブル自体に意識がほとんど行っていないため、脳は他の多くの情報を同時に処理する余裕があるのです。
敵のディフェンダーがどこにいるのか、キーパーはどこを見ているのか、味方がどちらから上がってきてどういう動きをしているのか、ピッチ全体の雰囲気、自分の調子の良さ
、、
そういった様々な情報を同時に処理しながら判断する余裕が、他の選手よりも圧倒的に優れているのです。
こういった能力は、なにも才能のある特別な人だけが身につけれるものではありません。
日々の習慣をつくることと同じです。毎日歯を磨くように、無意識に、当たり前にできることを増やしていくことがスポーツの上達にもつながるのです。
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