ブロッコリーは新芽のスプラウトが強力。スルフォラファンとは?
栄養豊富で、アスリートも積極的にとりたい野菜のひとつブロッコリー。
老化の原因物質とたたかうファイトケミカルを多く含み、身体をサビから守ってくれます。
ブロッコリーに含まれるファイトケミカル「スルフォラファン」とブロッコリーの食べ方などについてお教えします。
ブロッコリーに含まれる「スルフォラファン」とは?
免疫力を低下させてしまう原因のひとつが活性酸素です。
その活性酸素を退治してがんを予防したり、老化を予防してくれるのがファイトケミカル。そのファイトケミカルの中でも特に抗酸化力が強いのが「スルフォラファン」です。
このスルフォラファンをブロッコリーは豊富に含んでいるのです。
スルフォラファンは、抗酸化酸素の生成を助け、その酵素が活性酸素を除去します。さらにその作用は約3日間持続するのです。ビタミンCやEの抗酸化作用が数時間であることに比べると力の強さがわかります。
★また、スルフォラファンの効果を期待するならブロッコリーの数倍も含んでいるスプラウトがおすすめです。
ブロッコリーのビタミンCはレモンの約2倍
ビタミンCが豊富といえば、レモンなどの柑橘類を思い浮かべるかもしれませんが、野菜のブロッコリーも負けていません。
ブロッコリーはレモンの約2倍もビタミンCを含み、1日に100g食べるだけで1日の所要量をまかなうことができるのです。
ブロッコリーのおすすめの食べ方
上記のように栄養価の高いブロッコリーですが、保存法や調理法によってその栄養を逃してしまう恐れがあるのです。
しっかりと栄養を摂取するために
1. ジュースやスムージーにする。
2. 茎も捨てずに食べる
といった食べ方がおすすめです。
たっぷりのお湯で茹ですぎると、ビタミンCやビタミンB1、B2、葉酸などが溶けてしまうので、出来るだけ水分にふれないようにするのが調理のコツです。水を少量入れたフライパンで手早く蒸すなど工夫しましょう。生のブロッコリーに衣をつけて、天ぷらにするのも良いです。
保存の際も栄養を逃さないために、0度で保存することが望ましい。野菜も新鮮なものをできるだけ早く調理していただくことです。