季節の変わり目に「風邪」を引かないために注意すべき3つのこと。
朝晩は冷え込み、日中はまだ暑さの残る「季節の変わり目」です。この季節の変わり目にはどうしても体調を崩してしまいがち。しっかり対策をしておきましょう。
1. 体温を上げて免疫力を高める。
体温が1度下がると、免疫力は30%も低下すると言われます。1〜2日に1回、ジョギングや入浴をするなどして体温を上げておくように心掛けることです。
それだけで、免疫がアップし風邪などのウイルスへの抵抗力、自然治癒力が高まります。
また、気温の変化の激しいこの季節は、日常から上着を持ち歩くなどして外気の温度に対応できるよう準備しておきましょう。
2. 適度な温度の部屋で、十分に睡眠を取る。
体調を崩してしまう大きな原因として、「睡眠時の温度」が挙げられます。
つい、布団をかけずに窓を開けて寝てしまって翌朝起きると喉が痛い、、なんてことがこの季節には起こりがちです。
温かくして眠ることはもちろんですが、乾燥しやすいため、湿度も理想は50〜60%ほどに保っておきたいものです。市販の加湿器を利用する、湯を沸かすなど対策しましょう。
3. 栄養バランスの良い食事と、水分補給を。
3つ目も、基本的なことです。しっかりと栄養を摂り、水分補給にも気をつけましょう。食事面では、タンパク質、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンEなどをしっかりと摂ることです。
《タンパク質》は、免疫抗体を作り、体を温める働きがあります。(肉、魚、 卵、大豆製品、牛乳などに多く含まれます。)
《ビタミンA》は、粘膜を丈夫にして菌の侵入を防ぎます。(人参などの緑黄色野菜に多く含まれます。)
《ビタミン C》には、ご存知の通り、免疫力を高める効果があります。(ブロッコリー、柿、ピーマン、レモンなどの野菜や果物、イモ類に多く含まれます。)
《ビタミン E》は、老化防止、血行促進に効果があります。(魚介類や、かぼちゃなどの野菜類に多く含まれます。)
《ビタミン B6》は、免疫の仕組みを支えています。(レバーや赤身の魚、バナナ、さつまいも、大豆などに多く含まれます。)
これらの栄養素を旬のものを中心にしっかりと食べることを意識してください。
まとめ
季節の変わり目に気をつけるべき点を3つ挙げましたが、どれも当たり前のようなことかもしれません。これらは日常からも意識しておくべきことです。これを機に改めて頭に入れておきましょう。
「いつもより丁寧に生きる。」これだけで、ただなんとなく過ごしてしまうより「季節の変わり目対策」として効果的です。
食事、睡眠のリズムを整え、リラックスする時間も確保しましょう。
それでも体調を崩してしまうこともありますが、そういったときも「体温を上げる」というのは非常に効果的です。
これからの寒い冬に向けて、抵抗力の強い体を作っていきましょう。