アスリートの栄養学

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「カロリー」の嘘。食べたものがすべて消化吸収されるわけではない。

食べたものがすべて吸収されるわけではない。

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「食べたものがすべて吸収されるわけではない」

 

 ということは、意外と軽視されがちです。

 

 

特にダイエット関連でよく見かける「カロリー」という言葉。これはすべて吸収されることを前提に考えられています。

「〇〇は消化によくない。」

ということが言われますが、この時点ですべて吸収されるという前提が間違っているのです。

 

例えば、カロリー面で敵視される「脂質」ですが、この吸収は腸内できちんと調節されています。脂質はカロリーが高いと言われますが、吸収されなければちゃんと排泄されるのです。また、体内の中性脂肪の多くは「過剰摂取した糖質」が原因です。

 

カラダの仕組みを理解できていれば、「カロリー」という言葉や、その数値に左右される必要はないのです。

 

大切なことは、カロリーよりもビタミン類やミネラルの充足です。

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「食べたものがすべて吸収されるわけでない」ということは、重要なのは腸内が正常に機能することです。

 

現代の食生活では、糖質過多になりがちです。そのため、腸に負担がかかり、正常に機能しないということが起こります。

 

大切なことは、カロリーを抑えることよりも、消費の激しいビタミンB類や、摂取しにくい鉄などのミネラルを意識することです。

 

そうすることで、多少の食べ過ぎ飲み過ぎにも対応できる「強い内蔵」がつくられるのです。

 

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