「カロリー」の嘘。食べたものがすべて消化吸収されるわけではない。
食べたものがすべて吸収されるわけではない。
「食べたものがすべて吸収されるわけではない」
ということは、意外と軽視されがちです。
食品の表示カロリーを気にされている方に注意して頂きたいのは、それらの数値は「パンやおにぎり、サラダにどれくらいのカロリーが含まれているか」であり、「あなたの体にどれくらい吸収されるか」では、決してないということです。
— アスリートの栄養学 (@athlete_health) 2016年9月1日
特にダイエット関連でよく見かける「カロリー」という言葉。これはすべて吸収されることを前提に考えられています。
「〇〇は消化によくない。」
ということが言われますが、この時点ですべて吸収されるという前提が間違っているのです。
例えば、カロリー面で敵視される「脂質」ですが、この吸収は腸内できちんと調節されています。脂質はカロリーが高いと言われますが、吸収されなければちゃんと排泄されるのです。また、体内の中性脂肪の多くは「過剰摂取した糖質」が原因です。
カラダの仕組みを理解できていれば、「カロリー」という言葉や、その数値に左右される必要はないのです。
大切なことは、カロリーよりもビタミン類やミネラルの充足です。
「食べたものがすべて吸収されるわけでない」ということは、重要なのは腸内が正常に機能することです。
現代の食生活では、糖質過多になりがちです。そのため、腸に負担がかかり、正常に機能しないということが起こります。
大切なことは、カロリーを抑えることよりも、消費の激しいビタミンB類や、摂取しにくい鉄などのミネラルを意識することです。
そうすることで、多少の食べ過ぎ飲み過ぎにも対応できる「強い内蔵」がつくられるのです。
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