サプリメントの摂取で注意すべき点。
普段の食事で、なるべく新鮮な食べ物からビタミンやミネラルといった栄養素は摂ることが理想ですが、どうしても不足してしまう場合や食事で摂りにくい栄養素もあります。
そんなときは、サプリメントに頼ることも必要です。
しかし、気をつけておきたいのが、「そのサプリメントがどのように作られたものなのか」という点です。
合成物を避けること。
最近では、ビタミンもミネラルも科学的、合成的なものはよくないと言われています。
水溶性ですぐに排泄されてしまうため、こまめに摂るのがよいとされ、サプリメントで摂ることが多いのがビタミンCですが、ビタミンCも合成のものはよくなくて天然のものがいいとされています。(アメリカの大手でも合成物の製造を中止する会社も出てきています。)
なぜ合成物がいけないのかというと、酸化が強く進んでしまう可能性があるためです。酸化したビタミンは、体にいい効果を与えることはできません。
無機ミネラルと有機ミネラル
また、マグネシウムなどのミネラルにおいても、体にいいものとよくないものがあります。
人のカラダに必要なミネラルは、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、イオウ、塩素、マグネシウム、鉄、亜鉛、ヨウ素などです。
その他の微量ミネラルもおよそ80種類あります。
これらのミネラルは、土壌や水中に溶け込んだ無機ミネラルと、それを植物が根から取り込み、その植物の中に存在する有機ミネラルがあります。
人間の体の中で、消化・吸収されやすいのは有機ミネラルです。
野菜や果物の中に含まれる有機ミネラルを普段私たちは摂取しています。
しかし、ミネラルのサプリメントには、無機ミネラルを原料としたものもあります。これは本来、人間が消化・吸収できないものであるため、胃を傷めることがあります。
★ビタミンやミネラルのサプリメントを服用するときは、そのサプリメントがどのように作られたものかチェックするようにしましょう。