■運動による「ダイエット」が長続きしない本当の理由。
多くの人々が取り組んでは諦め、取り組んでは諦め、、と繰り返すダイエット。
もうすでに、数え切れないほどのダイエット法が世の中に蔓延っています。
それでもなお、ダイエットが続けられないのは何故なのでしょう。
ダイエットは「続ければ」痩せる。
運動によるダイエットの基本的な考え方は、
筋力トレーニングを行い、基礎代謝をアップさせ、さらに体脂肪を燃焼するホルモンを分泌。
脂肪燃焼率がよくなった状態で、さらに有酸素運動を行うことにより、効率的に体脂肪を燃やすことができる。
というものになります。
この考えには間違いありません。この通りに考えれば、運動によるダイエットは効果的なものとなるでしょう。
つまり、続ければ痩せるのです。
なぜ「続かない」のか?
しかし、多くの方が思うように結果が出ません。これは、わかっているのに「続かない」というのが大きな原因ですね。
フィットネストレーナー、ピラティス指導者などをされている森拓郎さんによると、ダイエットを途中でやめてしまう方は、
「ダイエットをしている意識を持っているからやめた」
ということです。
つまり、「運動している自分を非日常においてしまっているということ」 これが、長続きしない理由だということです。
落ちついて日常を変えること。
多くの場合は、食生活の乱れにより太ってしまいます。
経験されている方もおられるかもしれませんが、ダイエットのために生活リズムを崩してまで運動のために時間をつくることは、ストレスを招き、さらに悪化する恐れもあるのです。
「頑張ってダイエットしている!」という意識ではじめる運動は、長続きしないどころかストレスにさえなり得ます。
ダイエットに必要なのは、正しい知識とそれを維持する気持ちです。
「よし、やるぞ!」という意志の強さより、完璧主義にならずに、落ち着いた気持ちで時間をかけて日常の自分を徐々変えていくことが大切なのです。